顎関節症

⒈口が開けにくい(指を縦に3本以上入るのが標準)歯科医で口を開けて治療を受けていると痛みが残ったり怠さが顎に残ってしまう
⒉開口時斜めに開く
⒊開口時クリック音がして気になる
⒋就寝時でも、起きている時でも、何かに夢中になっていると歯を噛み締めている(又は歯ぎしり)
⒌食事中頬を噛んでしまう
⒍顔の歪み 等々

 

ベースに
①首凝りが頸動脈や鎖骨下動脈を圧迫して起こる「血行不良」がある
②咀嚼筋(側頭筋 咬筋 内側翼突筋 外側翼突筋 顎二腹筋 頚突舌骨筋)の凝りに左右差があり、筋肉の収縮に差が出来てしまう
③左右の顎関節の位置が対称でない

 

原因は、
①覗き込む姿勢時の上下の歯が重なる習慣Tooth Habit(スマホ・パソコン・授乳時の姿勢、等)
②口腔内の舌の位置が下がっている(舌の腹が上顎の裏に付いているが舌先は前歯の裏や上顎の裏には付いていない位置が望ましい)が問題
③片がみ、頬杖、横向きで寝る(顎関節に負担をかける)、等
④噛み締めや歯ぎしりが起きる原因は、咀嚼筋の凝りを寝ている間に改善しようとして、無意識下で筋肉を収縮したり緩めたりを繰り返すことによって起きてしまう 等々

 

噛み締めのセルフでの養生方法は、
口腔内でご自身の「舌の位置」を確認して下さい。
「舌の腹」が上顎につき、「舌先」は、上顎にも前歯裏にもついていない位置が望ましいポジションです。
次に起きている時に「噛み締め癖」があることを認識することが大切です。気がついたら「上下の歯を離す」ことです。これを最低3ヶ月続けることと東京医科歯科大学 木野孔司先生は教えてくれています。
また寝る前の準備として(当院では養生法を指導しています。)
①咀嚼筋を副交感神経優位にしておくこと(「耳たぶ回しと下顎の左右に動かす」佐藤式リンパケア 当院で指導します) と
②少しでも咀嚼筋の凝りをリンパ管から流しておくこと と
③出来るだけ仰向けに寝られるように背中の張りや腰の痛みを減らしておくことが大切です。

 

また起床時、顎が疲れていたら、「耳たぶ回しと顎の左右に動かす」佐藤式リンパケア(当院で指導します)をして一日のスタートを切って下さい。

顎関節症は約三分の一の人が悩む症状です。
マウスピースは、歯を守るためのもので、決して顎関節症が改善するわけではありません。
今現在お悩みの方は、施術で痛みや症状を改善又は軽減する「頭のマッサージ」を受けて頂くことで可能です。
施術一回で改善する方もおられますが、数回かかる方もおられます。
顎関節症のキャリアと日常生活やお仕事の内容からも差がある様に思います。
顎関節症の改善に取り組んで18年の当院にご相談下さい。